出産直前!入院グッズ ~用意するもの編~
出産が近くなると入院の準備をします。初めての出産のときはどんなものを用意したらいいのかよく分からないと思いますが、入院グッズについて紹介します。出来れば動きづらくなる前に準備しておく方が楽なので、臨月より前に早めに用意しておくといざという時に困らなくて済みます。
臨月が近づく頃には入院の準備
臨月が近づくと、もう少しで産まれるかな~?と考える頃。入院の準備は万端ですか?予定日はまだと思っていても、予定日はあくまで予定です。予定より早く産まれることももちろんあります。
私は、自分自身が予定日より3週間程早く産まれました。遺伝があるのかは分かりませんが、先生に「ママが予定日よりも早く産まれているから早く産まれるかも」と言われていたので早めに準備をしました。
入院グッズは病院でも用意されています
入院グッズは、ある程度病院で用意されている場合も多いです。病院によって用意されているものは違いますので入院前によく確認し、パンフレットを見ながら準備をしていく必要があります。入院期間は分娩方法や産後の体調によって変わります。入院中に洗濯が出来るか(洗ったものを干す場所があるか)、家族が洗濯をしてきてくれるかによっても必要な枚数が変わってきますので、確認した上で少し多めに持っていくと安心です。
臨月を迎えたら常に携帯しよう!
臨月を迎えたら常に持ち歩いた方が良い物を紹介します。陣痛前に破水することも珍しくありません。予定日が近づいてきたらいつ入院してもおかしくないので、常に準備をしておきましょう。
- 突然破水したとき用のナプキン、タオル
- 母子手帳、保険証、印鑑、診察券
- タクシー代程度のお金、産院の電話番号を登録した携帯電話
パジャマは一着多めが安心
入院中は一日中パジャマで過ごします。私は、産後も数ヵ月ほとんどパジャマで過ごしました。ですから、ザ!パジャマ!というタイプより、部屋着の様に見えるパジャマの方が重宝しました。産後は直ぐに産前の体に戻るわけではないので多少ゆったりめのもの、更にお尻が隠れる長さが助かりました。前は診察や授乳の為にボタンタイプがオススメです。
私は、4着用意し、そのうち2着を赤ちゃん用品店で購入しました。赤ちゃん用品店でパジャマを購入するメリットは授乳しやすい形になっていること、ゆったりめに、そしてお尻が隠れる様に作られているものが多いことです。ただ、値段が高くてパジャマっぽいものが多いので、あとの2着は部屋着が売っている雑貨店で千円程度で購入しました。まえが胸の辺りまでボタンになっていれば授乳は特に困りません。また、ズボンはゆったりめであればわざわざ買わなくても普段履いているもので大丈夫です。
入院中は、上は汗や母乳で、下は悪露で汚れる事があり、一人目の入院中着替えたいのにパジャマがない!という事態になります。初産の時は私は甘く見ていて3着しか用意しなかったので、家族に急いで洗濯をして持ってきてもらいました。経験を活かし、二人目の時は必要枚数より1セット多めに用意しました。
タオルは赤ちゃんの分も用意しておくと便利
タオルは色々使います。自分で使用する分は1日1~2枚(お風呂、洗顔、歯磨き等)です。
赤ちゃんの分は、母子同室中お世話をする際に赤ちゃんのベットにバスタオルを半分に折ってひし形に敷いておきます。ひし形の角が赤ちゃんの頭に当たらないように真ん中に赤ちゃんを寝かせます。そして、敷いたバスタオルで赤ちゃんを包んで抱っこをするとおくるみの代わりになり、抱っこしやすかったり、温度調節が出来たり、ミルクを戻したときや、オムツ替え中にシーツが汚れずに済んだりしました。
ガーゼは赤ちゃんのお世話で
産まれたばかりの赤ちゃんは、上手くミルクを飲む事が出来なかったり戻したりします。ママも初めてなので上手くあげられません。いつでも拭けるように、ガーゼはいつもそばに置き、汚れたら取り替えます。私は1日に2~3枚使いました。
産褥ショーツは入院中に使う
産褥ショーツは入院中しか使いませんが、医師や看護師さんが悪露の確認をするので入院中はずっと履いています。足りなければ産院の売店等で買うこともできますが、3~4枚用意し汚れたらシャワー時にサッと洗ってしまうと楽です。ただし、干すところがある場合に限ります。
授乳用ブラは3~4枚
完全母乳で育てるママは卒乳するまで毎日着用します。しかし、母乳が出るかどうかは産まれてからでないと分かりませんし、サイズも変わってきたりします。初めから買いすぎず、子育てが始まってから自分の使いやすいタイプを買い足して行く方が良かったです。
母乳パッドは母乳で育てる間しばらく使います
母乳パッドは、母乳をあげている間は毎日1~2枚使います。産院で用意されていても、母乳で育てている間はずっと使うので1パックは買っておいて良いと思います。
産褥ナプキン
ナプキンは出産前に自宅等で破水した時にも使えます。入院時だけでなく臨月を迎えたら外出する際も1つは持ち歩くと安心です。
サイズが3種類あります。私の場合は、出産直後は助産婦さんがナプキンをあててくれるのですが、一番大きなサイズの上に真ん中のサイズが敷かれました。トイレに行ったら大きなサイズは敷いたまま(汚れた時のみ取り替える)真ん中のサイズだけ取り替える仕組みでした。一番大きなサイズは病院で貰った1パックで足りたのですが、真ん中のサイズは1パックでは足りませんでした。そして一番小さなサイズは、生理用ナプキンで代用できます。退院後~悪露が終わるまでは生理用ナプキンで大丈夫です。
ただ、会陰切開をしたママは傷跡によっては注意が必要です。生理用ナプキンは吸収を良くすることを考えて造られているので凹凸があったりします。私は、その凹凸がちょうど傷口にあたり、痛かったりくっついてしまったりしてとても辛かったので、急遽入院中に出産用ナプキンを買ってきてもらいました。産褥ナプキンに凹凸がなく平らでやわらかく出来ていているのはこの為だったんだ!とこの時初めて気がつきました。二人目の時はこんなことはなかったので、傷口の場所が悪かったのでしょうね・・
ナプキンは、産院内で購入出来ることも多いと思いますので、その時々で対応出来ると思います。
意外と使う洗浄綿
授乳前に拭く為に使ったり、会陰切開の傷口の消毒の為にトイレやシャワーの後に拭く為に使うので1日に何枚も使用します。退院後もしばらくは使いますので1パック用意しておくと良かったです。
退院時の洋服はゆったりめで
入院時の洋服をそのまま着るか別に用意します。この時の注意点は妊娠前の洋服はまだ着られないということです。出産しても、妊娠前の体型に戻るまでにはしばらく時間がかかります。私は、妊娠中16キロ位増えましたが退院時までに7キロ位しか戻りませんでした。また、腰に骨盤矯正ベルトを着けたりしているので、ゆったりめのワンピースの様なものだと楽です。さらに、授乳のしやすい服だと良いでしょう。今後、授乳期間中にお出かけすることも考えて、出産前に赤ちゃん用品店で何着か揃えておくと便利です。
赤ちゃんの退院時の準備も忘れずに
ママと赤ちゃんが同じ日に退院出来る場合は赤ちゃんの退院時の洋服やおくるみが必要になります。
車で帰る場合はチャイルドシートも必要になりますので、産まれる前に設置をし、ベルトの調整が出来るようにしっかり説明書を見ながら予行練習をしておくと退院時に慌てずに済みます。
ママのお泊まりグッズ
シャンプー、ボディーソープ、洗顔料、化粧水や乳液、簡単なメイクセット、歯ブラシセット、洗濯洗剤、洗濯物を入れる袋(2~3枚)携帯電話の充電器、スリッパ(シャワー後の濡れた足でも履けるものだと楽です)、マグカップ(蓋もあると便利)、小銭(退院時のお金は大金になるので出来るだけ家族に持ってきてもらいましょう)などがあるといいでしょう。
あると役に立つ小物類
円座クッションや授乳用クッション(産院に置いてある所も多いです)、骨盤ベルト、デジカメやビデオなどが役に立ちました。デジカメやビデオは肝心な時に電池切れなんてよくあるパターンですが、充電して残量の確認をしておきましょう。ゆとりがある時にやっておかないと、いざという時困ります。
冬産まれの場合には簡易加湿器、カーディガン、厚手の靴下、リップクリームが役に立ちます。夏産まれの場合にはうちわなどがあると良いでしょう。
作成:2016年1月12日
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