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トイレトレーニングの方法

トイレトレーニングはどうすれば良いの?いつから始めたら良いの?そんなママの疑問をまとめました。

始めるきっかけ

子どもがトイレを教えてくれる様になった、ママや兄弟が行くトイレに興味を持つ様になった、周りの友だちがトイレトレーニングを始めた等、そろそろ我が家も始めようかなと考えるきっかけは様々です。

育児書には、トイレの間隔が2時間程度開くようになったり、子どもがトイレを教えてくれる様になったら始め時と書かれている事が多いですが、実際にオムツが外れるには個人差が大きいので、各家庭に合ったタイミングで始めましょう。

トイレに興味を持つ

まずは子どもにトイレはどんな場所か教える必要があります。興味を持って自分もトイレに行ってみたいなと思える様に楽しく伝えていきましょう。

私が実践したのは以下の3点です。

①トイレの絵本を読む

トイレの絵本は沢山あります。子どもが楽しめる仕掛け絵本になっているものもあります。

②ママが見本を見せる

ママと一緒にトイレに入って実際に見本を見せながらトイレのやり方を教えます。

③トイレごっこをする

お人形とトイレの玩具を使ってトイレごっこをして遊びます。

夏から始める

何故夏から始めると良いのでしょう?まず、上手く出来るようになるまで1日に何度も着替えをします。夏でしたら着替え中、寒さの心配がなく、薄着ですぐに着替えられ洗濯物も最小限で済み早く乾きます。また、カーペットやマットの上で失敗してしまうと洗う事も大変なので、何も敷かずに過ごせる夏がとてもお勧めなのです。

子ども用便座を用意する

大人用のトイレでは子どもは落ちてしまいます。ママが支えていても良いのですが、一人でトイレが出来るようになる為にも用意しておくと便利です。

初めてのトイレはお風呂前がオススメ

初めはオムツで過ごしている時から少しずつトイレに誘ってみましょう。

お風呂に入る前、洋服を全部脱いで裸になった時にトイレに行く習慣をつけます。初めは出なくても真似だけで充分です。出る感覚が分かるようになるまでは個人差があり、一度で成功してしまう子もいれば何度行っても出来ない子もいます。生理的な事なので緊張して出来ない子もいます。長い時間トイレに座っていても出ない時は出ませんし、子どももママもストレスに感じてしまいます。

座らせてみて出ないなと思ったら、早めに切り上げ、「また明日トイレに行こうね」と声をかけて終わりにしましょう。お風呂に入る前でしたらママも忘れず負担も最小限に始められるので、毎日の日課にしましょう。これがトイレに行く初めの一歩となります。すんなりトイレが出来るようになって来たら、次は日中家の中で過ごす間だけオムツを外しパンツで過ごしてみましょう。

トレーニングパンツを買う

そろそろパンツで過ごさせてみようかなとママが思ったら、早速こどもと一緒にパンツを買いに行きませんか? 子どももいつものオムツではなくお兄ちゃん、お姉ちゃんパンツを買ってもらえる喜びを実感出来るかもしれません。子どもに好きな柄を選ばせても良いですね。

家の環境を整える

子どもが日中過ごしている場所にカーペットやマット、座布団等を敷いている場合は、思いきって全て撤去する事をお勧めします。トイレトレーニングが完了するまではどこで失敗してもサッと拭くだけで済むようにする事でママのストレスを減らし、子どもについ怒ってしまうことが無い様にしましょう。

トイレの間隔を知る

まずはママが子どものトイレの間隔を知る事が大切です。初めからトイレに行きたいと言える子はほとんどいません。子どもが自分から言える様になるまでは、ママが声をかけてトイレに連れていく事になります。そこで、子どもの出るタイミングとママが連れていくタイミングがズレていると中々上手くいきません。初めの数日間は子どもを良く観察して、何分間隔でトイレに連れて行けば良いのか、トイレに行きたいときの仕草や様子等をメモしておくのもオススメです。

声かけで注意したいこと

トイレトレーニングは生理的なものですから慎重に声をかける必要があると思います。叱って出来る様になるものではありません。ママが早くオムツを外さなくてはと頑張りすぎると子どもはプレッシャーを感じ、我慢をし過ぎて病気になってしまうこともある様です。トイレが出来たら思い切り褒めて一緒に喜び、失敗したらまた頑張ろうね、行きたい時は教えてねといった声がけを繰り返していくことで徐々に出来るようになっていきます。

夜に洗濯

日中取り替えた着換えは軽く水洗いをして、洗剤水を張ったバケツに浸けておきます。そして、まとめて夜に他の衣類などと一緒に洗濯してしまえば負担が少ないでしょう。この時子どももオムツに戻して寝る準備をすれば、これ以上洗濯物が出ることはありません。

負担に感じたら無理をしない

トイレの感覚が短くて頻繁にトイレに連れて行く必要があったり、子どもがトイレに行く感覚が分からない場合はまだその子にとってトイレトレーニングは早いかもしれません。ママも子どもも楽しく過ごせているなら継続しても良いですが、ママが不安を感じたり辛い時は一度オムツの生活に戻しましょう。

少し時間をあけて気持ちが落ち着くと、ある時急に出来るようになる事もあります。

お出かけ先は短距離から

家で成功していても、外のトイレは出来ない場合があります。家のトイレと違う、子ども用便座がない、周りから色んな音が聞こえる等、些細な事でも敏感に感じて緊張から出来ない事があります。

また、車や電車等に乗っていて直ぐにトイレを見付けられない時もあります。

先ずは近所のお散歩等で外のトイレを練習し、慣れてから長距離のお出かけにトライしてみましょう。

夜のオムツ外れはゆっくりと

日中オムツ外れが出来ていても、夜寝ている時は別問題です。

我が家の子どもは日中のオムツが外れた1年後に夜のオムツが外れました。

布団やベットは洗濯が出来ませんし、わざわざ夜中に起してトイレへ連れて行かなくても自然と外れていきますので、オムツにせず自分からトイレに起きたり、朝まで行かずに済むまではオムツを履かせていても良いのではないかと思います。

まとめ

毎日の生活の事なので、ママの負担は最小限にしよう。

個人差が大きいので周りに流されないようにしよう。

なかなか上手くいかないときは一度休憩をして、忘れよう。

子どもの成長を温かく見守り、楽しくトレーニングして下さいね。

作成:2016年10月3日

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