とにかく食べない食わず嫌いの対処法
子供にはおいしく色々なものを食べて欲しいと思っていても、なかなかうまくいきません。我が家では食わず嫌いに悩まされています。食わず嫌いでとにかく食べなくなってしまうとママは心配になってしまいます。
食わず嫌いに困った
我が家の子どもたちは食べ物の好き嫌いが多すぎます。野菜も勿論苦手ですが、それ以前に食わず嫌いです。初めて見る食べ物はまず口にしません。そして、子どもが好きな食べ物の代表的なカレーライスやハンバーグも苦手です。
離乳食の頃は好き嫌いの無いように色々な食材を使って食べさせていました。日によってムラはあるものの、きちんと食べていました。
イヤイヤ期に急に食べなくなる
しかし、イヤイヤ期が始まる2歳頃になるとこれまで食べてくれていた物を急に食べなくなりました。本当に急にです。昨日はあんなに喜んで食べていたのに今日は口にすら入れてくれないのです。
そうこうしているうちにどんどん食べられない食材が増えていってしまいました。白米しか食べない日が続いた事もあります。この時は本当に悩みました。無理矢理口に入れても出してしまいます。
野菜スープで栄養を取って欲しい
少しでも栄養を取ってほしいと思っていても、野菜を食べさせたいのに野菜を見ただけで拒否反応を起こします。そして段々と野菜を細かくするようになりました。しまいには原形をなくしてポタージュスープにして何とか飲ませている状態でした。
こうなると、ママは毎日の食事の用意も食事中も苦痛です。何も食べないのに何を作れば良いのか毎日頭を悩ませます。大人と別メニューを用意するのも大変です。せっかく一生懸命作ったものを食べてくれないと、作ることを辞めてしまいたくなります。
食わず嫌いにはどう対応する?
食わず嫌いとの格闘の毎日の中で、少しでもこどもとママが楽しく食事が出来る方法、対策はないか考えてみました。
諦めることも必要
ママがどんなに食べさせたくても、食べないときは食べません。特にイヤイヤ期はママが頑張れば頑張るほどイヤイヤが強くなります。食事は1日に3回、しかも毎日です。イヤイヤに付き合ってママが疲れてしまう方が大変です。お腹が空けば食べる。食べたくなかったら食べなくて良いよ~と思える心の余裕が大切です。
家族で食卓を囲む
理想は1日に1回家族皆で食卓を囲むことですが、なかなか難しいです。パパが休みの日だけでも家族皆で楽しく食卓を囲むことが子どもの食育に大切な事です。食べることを苦痛に感じている子どもにとって必要な事はまず、食事を楽しい時間と感じる事です。毎回イライラしているママに食べなさいと無理矢理口に食べ物を入れられても、何も楽しくないですよね。
家族皆でいただきます!美味しいね!皆で食べると楽しいね!この繰り返しが大切だと思います。子どもにも自由に食べられるようにしておき、ママも初めは自分の食事を楽しみましょう。美味しそうに食べている姿を見れば、家族の真似をしてこれまで見向きもしなかった食べ物にも興味をもってくれるかもしれません。
そっと見守る
ママは、子どもに食べさせることに一生懸命になりがちですが、何でも自分でやりたい2歳前後の時期はまず好きにやらせてあげましょう。食べ物を目でみてさわって興味を持つ事も大切な事です。もちろん、食べこぼしや遊び食べを前提としてです。
ママは、後片付けは大変ですが初めから上手に食べられる子はいません。こぼすことは当たり前なのです。食事が終ってから拭けば良いのです。気になるママは、椅子の下に新聞紙等を敷いておくと良いでしょう。
食べたときはとにかく誉める
少しでも食べられた時は家族で大袈裟に誉めます。弟を誉めると姉が私も誉められたい!と食べる事もあります。子どもは誉めてもらうことで自信に繋がります。兄弟がいる場合は上の子の事も同じように誉めてあげてくださいね。
外で食べる
たまには気分転換にお弁当を持って外で食べてみませんか?環境が変わると食べてくれる事があります。また、お弁当箱で食べる事は子どもにとってとても嬉しい事です。お友だち等を誘って公園でピクニックも楽しいです。
沢山遊んで走り回ればお腹も空きますし、友だちと一緒に食べるお弁当は格別です。ママも話をしながらご飯を食べれば穏やかな一時を過ごせるでしょう。
お手伝いをする
子どもはお手伝いが大好きです。お手伝いといっても、野菜を洗ったり、切った野菜を鍋に移す、米をとぐ等簡単なものです。ママがやった方がもちろん早いですし、余計に時間がかかってしまいます。
しかし、こどもにとって実際に食材を見てさわって色や形を知る事は大切な事ですし、食べ物に興味を持つ事に繋がります。
急に食べてくれるようになることも
子どもはママが思っている以上に日々成長しています。昨日出来なかったことが急に出来るようになります。食事も同じで昨日食べなかった物を急に食べたり食べなかったりします。
毎日の事ですから忙しいママにとって食べてくれないことはとても辛いことです。とにかく食べさせなくては!と思い詰めずに食べたくなったら食べようねという気持ちで過ごすようにしましょう。
作成:2016年3月26日
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