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幼児・園児の習い事(幼稚園児・保育園児・こども園児)

ピアノ

幼稚園や保育園、こども園に通う子どもたち(幼児・園児)は習い事をやっているのでしょうか?

毎日の様に習い事に通っている子も多く見かけます。今は習い事の種類も豊富でママが子どものころにはなかった習い事もあるでしょう。

我が子にはいつ頃からどの様な習い事をさせたらいいの?

どうしてもやらないといけないの?そんな幼稚園や保育園の子どもたちの習い事についてまとめました。

幼稚園児の習い事事情

幼稚園や保育園に入園するとそろそろ何か習い事をさせようかと考える家庭が増えます。子どもも幼稚園などでお友達ができて習い事をやっている話を聞くと、私もやりたい!と言い始めます。又、ママ自身も幼稚園の送迎などでママ友と会話をする機会が増え、周りが習い事をやっていると影響を受けて我が子にも何かやらせないと!と焦り始めます。

幼稚園の保育後に幼稚園の中で習い事が出来る事も多く、働いていて習い事の送迎が難しいママも出来る様に配慮されている所もあり、幼稚園に入ると習いごとを始める家庭が増えるようです。

習い事をさせる理由

ママは幼稚園の頃習い事をやっていましたか?その習い事はどうしてやっていたのでしょうか?その頃はただ漠然と親に連れていかれていたママが多いのではないでしょうか?もちろん家族や兄弟、友達に憧れて自分から希望してやっていたものもあるかもしれません。又は家族がその道のプロで生活の一部のように小さな頃からやっていた人もいるかもしれません。

ですが、多くの場合は家族やママ自身がやっていて良かったから我が子にもやらせたい、ママが出来なくて辛い思いをしたから我が子には是非やってもらいたい、などといったママや家族の経験や夢によって習い事をさせている家庭が多いのではないかと思います。

どの様な習い事があるの?

色々な種類の習い事がある中で、特に人気のある習い事を紹介します。

習い事は大きく運動、芸術、学習、伝統文化に分かれます。

  • 運動:プール、体操、空手、柔道、ダンス、バレー、サッカー、野球など
  • 芸術:ピアノ、楽器、リトミック、絵画など
  • 学習:幼児教室、英会話、そろばん、プログラミングなど
  • 伝統文化:茶道、華道、習字、囲碁、将棋など

どの様な習い事をやらせたら良いのか?

沢山の習い事があって悩んでしまいますね。子どもに聞いてみると初めはテレビで見た、仲良しのお友達がやっている、兄弟がやっている、家族から勧められた等といった理由でやりたいというかもしれません。この様なちょっとしたきっかけから始める子もいます。ですが、子ども自身はまだ自分のやりたいことを見つけることはできません。初めはママや家族が子どもにやってもらいたいものを選ぶことになります。子どもの苦手な事を克服するためにやらせる事も多いと思いますが、毎日の生活の中で子どもの好きな遊び、興味のある事を良く観察して、この習い事なら楽しくやってくれそうかなと思うものを選んであげると楽しんで通ってくれるかもしれません。

習い事の費用はどの位かかる?

習い事に通わせると費用がかかります。習い事によってかかる費用は違います。月謝は月3000円~8000円程の所が多いですが、その他に入会金や道具代がかかります。試合や合宿、発表会等があるとその都度別途費用がかかります。

道具代の中ではは楽器が高額になります。ピアノは一度購入すればずっと使えますが、ヴァイオリン等の楽器は子どもの成長と共に持つ楽器の大きさも変わります。その都度購入するのは大変なのでレンタルをしている所もあります。

ユニフォーム等も子どもは成長が早いので、買い替えの費用がかかります。

皆はいくつ位習い事をやっているの?

子どもが楽しんで取り組んでいる物一つに絞ってやらせている家庭から、あれもこれもと選べずに毎日の様に習い事へ通っている家庭まで様々です。ママ友の会話の中で沢山の習い事に通わせている話を聞くと、うちは何もやっていないけれどこれで良いのかな等と不安な気持ちになるかもしれません。ですが、沢山の習い事をやっているから良い、悪いという事はありません。

子どもたちは毎日幼稚園の中で、集団行動、指示行動、制作、歌、体操等沢山の事を先生やお友だちと一緒に学んでいます。

今はそれだけで充分と感じていたら無理にさせる必要はないと思います。幼児期の子どもは遊ぶ事もとても大切だからです。遊びの中で学ぶことも沢山あります。幼稚園が終わったら習い事のために急いで帰るのではなく、子どもの気の済むまで遊ばせてあげる事も幼稚園の時期しか出来ない事だと思います。

まずは習い事の見学をしてみよう

気になった習い事を見つけたらまずは電話又はネットで予約をし、見学に行ってみましょう。通いやすい場所であるか、通っている子どもたちの雰囲気、先生や教室の様子、通わせているママ達の様子等が分かると思います。

習い事を体験してみよう

見学をして良いな、やってみたいな、やらせてみたいなと親子で思ったらすぐに入会するのではなく、まずは体験レッスンを受けてみましょう。実際にやってみると我が子に合っているかどうか分かります。1回では判断出来ない、何回か通ってみたいという事であれば、春期講習、夏季講習を実施していたり、短期で何度か体験できる習い事もありますので先生と相談してみましょう。

子どもと習い事の先生の相性

私たちには相性の合う人、合わない人がいます。同じように子どもにも相性があります。せっかくやってみたい事にチャレンジしていても先生や周りの友だちと上手く関われないと子どもにとってもママにとっても辛いものとなってしまいます。せっかくお金を払って教えてもらうのですから楽しく通って欲しいですよね。子ども自身が通う事が楽しくないとどんなに無理して通っても伸びないと思います。

先生や友だちと上手くいかないと感じたら、曜日や時間を変えて他の先生に教えてもらう事も出来ます。又、近隣の別の校舎で学ぶ事も出来るので無理せず相談しましょう。

子どもへの負担が大きい時は習い事を辞める勇気も必要

習い事は、初めは簡単でも進めていくうちにどんどん難しいことにチャレンジしていかなければなりません。そして、やっていくうちに本人も好きな事と苦手な事がわかってきます。苦手な事を頑張って続ける事も大切ですが、いつも嫌がって泣いていたり、元気のない顔をしていたらこの習い事は合っていないのかな?先生との相性はどうかな?と一度子どもと話をしてみましょう。先生に相談をしてみることも一つの方法です。先生から見て我が子はどうなのか知る事が出来ると思います。

ママはせっかくここまで続けてきたからもう少しやって欲しいなと思う気持ちが出てくるかもしれませんし、先生からももう少し頑張ってみませんか、と言われるかもしれません。しかし、習い事をやっているのはママではなく子どもです。子どもの気持ちを受け止め、ママの気持ちも伝えた上で冷静に判断しましょう。

子どもの習い事がママのためにならない様に

ママが一生懸命になり過ぎないようにしましょう。子どもはママが大好きなので、ママが喜んでくれることを必死にやろうとします。

習い事もママの期待に応えようと頑張ります。級が上がった、テストに合格した、上のクラスに進むとママや家族が喜んでくれて褒められるので一生懸命頑張ります。反対に、上手く出来なかった、上のクラスに上がれなかった時はママが残念な顔をしたり、周りの出来るお友達と比べたりしてしまいがちです。一生懸命頑張ったのに出来なかった子どもは、ママの残念そうな顔を見て、さらにショックを受けてしまうかもしれません。もうやりたくないと思うかもしれません。せっかく子ども自身が頑張ってやっているものでしたら、次はもっと頑張ろう!と前向きな気持になって欲しいですよね。

習い事はママのためのものではありませんし、周りの子と比べるものでもありません。子どもの成長には個人差がありますし、伸びる時期も違います。習い事をやっているのは子どもですし、誰かと比べる為にやっているのではないのでママは子どもの頑張りを認めて温かく見守ってあげましょう。

まとめ

周りに流されず我が子に合った習い方をしよう。

子どもが負担を感じていたら本当に必要な習い事なのか一度立ち止まって考えよう。

周りと比べず子どもの頑張りを認めて褒めてあげよう。

作成:2019年8月1日

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