子どもが苦手で嫌いなピーマンを克服する方法
好き嫌いの多い子どもに苦手なものを食べさせる時ママはとても苦労します。特にピーマンは、他の野菜に比べて苦みが強く自分から好んで食べてくれません。せっかくママが一生懸命料理を作っても嫌な顔をしたり、食べてくれないと悲しいですよね。どうやったらピーマンを子どもが食べてくれるようになるのか克服方法についてです。
気付かずに食べさせる方法
初めはとにかく栄養の為に、食べてくれたら何でもいいと考えていました。その為、細かく刻んで肉団子の中に入れたりチャーハンやオムライスに混ぜたりと子どもが野菜の存在に気付かずに食べられる工夫をしてみました。
この方法ですと気付かないうちは食べてくれますが、その中に入っている野菜の存在を知った途端に食べなくなることがあります。子どもに分からないようにピーマンを食べてもらうのは味に慣れる最初の一歩としては良いのですが、気付いても食べられるのが理想です。
嫌いなものが多いと幼稚園や学校の給食が食べられない
幼稚園や保育園、こども園、小学校に通うようになると給食があります。給食が食べられない事は、幼稚園や保育園、小学校に行きたくなくなる原因にもなってしまいます。
給食の時間が苦痛にならない為に、少しでも苦手な食材を減らしてあげたいです。そのためには、野菜の存在を知った上で食べられる様になる事が必要となります。ピーマンが入っていると分かっても食べてもらえるようにするのが目標です。
子どものピーマン嫌いの克服方法
子ども自身が食べられないと決めつけてしまっている物を食べさせるのはとても大変です。
まず、見た目で嫌だなと思ってしまいます。その為、特に初めは大好きな物との組み合わせ、好きな味付け、苦手な食感をなくす等の工夫が必要となります。
子どもが苦手なピーマン
ピーマンは他の野菜と比べて苦みが強く、独特の香りがあり食感も強い、見た目から苦手な子どもが多い野菜です。
しかし、ピーマンは調理をしても栄養価が消失しにくく、バランスが良くどんな料理にも合います。
その為、給食にも良く登場しますので是非食べてもらいたい野菜の一つです。
ピーマンの選び方
少しでも苦みの少ない美味しいピーマンを選びましょう。
ヘタと重さで選ぼう
鮮度が落ちると苦みが出てしまうので、新鮮なものを選ぶと良いと思います。
ヘタの方を見て緑色でみずみずしいものを選びましょう。茶色に変色していたり乾燥したものは腐敗が始まっているので避けた方が良いです。
また、角の数が六角形以上のものを選ぶと苦みが少ないそうです。
重さを比べて重い方が水分が多く含まれており、より新鮮です。
ピーマンの切り方
中身をきれいに取ろう
ピーマンの中は空洞になっていますが、周りに白いワタがついています。この白い部分には苦みがあるのできれいにとってあげましょう。
みじん切りは苦い?
子どもの食べやすさを考えるとみじん切りにしたくなりますが、多くの繊維が破壊され独特の香りや苦みが強く出てしまう様です。
ピーマンの繊維は縦に並んでいる為、繊維に沿って縦に切ります。食感が残りますがなるべく細く切ると食べやすくなると思います。
食感が苦手な子どもの場合は逆に輪切りにして煮物にすると食感が少なくなります。
ピーマンの炒め方
油は多めに
ピーマンの苦みを少しでも減らすため、少し多めの油で炒めてあげましょう。ピーマンの苦みは油に溶ける為です。
また、少しでも食感をなくす為、焦げない程度に少々長めに炒めます。その後、肉等の食材を加える場合は油をふき取ってから入れます。
大好きな食材と合わせる
お肉が好きな子どもにはピーマンと同じように細切りにした肉やひき肉を入れてあげると食べやすいです。
コツはピーマンよりお肉の割合を多くし、ピーマンを目立たなくすることです。すると、お肉の味が勝ってピーマンを感じなくなります。
ツナと一緒に炒めるのもお勧めです。ツナの割合を多めにすると食べやすいです。
大好きな味付けにする
やはり、初めはこどもの好きな味付けからチャレンジしてみましょう。好きな調味料と組み合わせるとおいしいと感じて食べてくれることがあります。
ママが食べる
ママが美味しそうに食べる姿を見せましょう。大げさな程美味しい顔で美味しいと言いながら食べていると子どもも興味を持つかもしれません。
子どもが食事を楽しいと感じるような環境づくりも大切です。
まずは一口
子どもの一口の頑張りを認めてあげましょう。
せっかく時間をかけて一生懸命作った物を食べてもらえないとショックですよね。しかし、子どももママが一生懸命料理を作ってくれている姿を見ています。本当は食べたくないけれどママが作ってくれたから食べてみようと頑張った一口です。
本当は全部食べて欲しいところですが、まずは一口食べられた事を沢山褒めてあげて下さい。褒めることで子どもの自信へとつながっていくと思います。
長い目で見守ろう
苦手なものを食べてくれる様になると嬉しくてついまた作りたくなってしまいますが、
昨日食べられたのに今日は食べないという事は良くあります。また、同じ食べ物でも見た目や、味、食感が変わった途端に食べなくなることもあります。
食べられない日は気にせず、あまり頑張り過ぎないことも大切です。少しずつ日を空けてチャレンジしてみましょう。
作成:2019年8月1日
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