子育てや妊娠・出産の不安や悩みを抱えているママたちへ自身の経験やお役立ち情報を紹介します

イヤイヤ期の好きな服へのこだわり

イヤイヤ期に限らないかもしれませんが、こどもはこれしか着ないという服へのこだわりを持つ場合があります。お出かけ前に服が嫌となってしまうととても困ってしまいます。

服へのこだわり

二歳頃になると突然やってくるイヤイヤ期。私も毎日手を焼いていました。大抵急いでいる時に限ってイヤイヤが起こります。まず、出かけるときに揉めるのが洋服です。親としてはこの服を着てほしい!と思って準備していてもそう簡単には着てくれません。

女の子の場合の経験談

一人目の子は女の子です。二歳といったら、何を着せても可愛い時期です。ママが着せたい服も沢山あります。それなのに・・当時彼女がハマっていたキャラクターTシャツが売っていました。お店でどうしても欲しがるので部屋着にすれば良いかと買ってあげるととても気に入った様で、それしか着てくれなくなりました。

着続けると痛みも早い

毎日のように着て、洗濯をしているとあっという間にボロボロになってしまいました。下の子が産まれたばかりであまり出かけることもなく、家で過ごすことが多かったので着たいだけ着せていました。

お出かけの時に困る

しかし、困ったのが習い事の日なんです。習い事に来るお友だちは毎週とってもオシャレで可愛い服を着ています。こんな時位しか可愛いらしい服を着る機会もありません。せっかく買った服も直ぐに着られなくなってしまうので、ママは張り切って服を用意するのですが、着たくないと大暴れ。どんなに大袈裟に褒めても説得してもダメ。

結局、時間が無くなりヨレヨレのキャラクターTシャツのまま連れていきました。きっと自分のお気に入りのTシャツを先生に見せたかったのでしょう。先生に可愛いねと褒めてもらえてご満悦でした。

懲りて色々な服を着る練習をする

それからは、そのTシャツはパジャマにし、何も予定のない日も色々な服を着られる様に毎日練習しました。時間に余裕がある時にやっているとママはイライラしないので色々な声かけが出来ます。また、これを着てほしい!ではなく何種類か用意しておき、どれが良い?何色にする?等と子どもに選択肢を与えると着てくれる事が多かったです。

ただ、毎日子どもの気分は違いますので、昨日出来ても今日はダメという時ももちろんありました。そんな時はママが疲れる前に諦めました。

男の子の場合の経験談

二人目は男の子です。電車や新幹線が大好きです。これまで服に何も興味がなかったのですが、ある日お店で電車の絵のTシャツを見つけ、指をさして欲しがりました。ママは上の子の経験から購入をためらっていたのですが、パパが何故かすんなりと購入。この日からこれしか着ないと案の定大騒ぎが始まりました。

やっぱり着続ける

下の子は、上の子が幼稚園に通っているので毎日送迎に付き合わされます。特に朝は慌ただしく上の子の時の様に説得する暇もありません。とにかく時間通りに幼稚園に送るため、下の子は毎日同じ服です。お風呂から出ても着ていた服を再び着ようとします。

もう一枚と思っても売ってない

さすがに一枚だと洗濯が回らないのでもう一着買おうと同じ服を探しましたが売っていません。しかたないので、他の店舗を見に行ってもない・・代りになりそうな電車や新幹線のTシャツを二着購入しました。しかし、それでは嫌だと初めはギャン泣きして腕を通そうとしませんでした。

なんとか着てもらうため説得

どうにか着てもらうため、やはり時間のある時にお気に入りのTシャツは濡れていて着られないと触らせて妥協させたり、違う服を着てくれた時には大げさに褒めたりしてようやく3着はいつ着せても大丈夫になりました。たまに気が向いて別の服を着ることもありますが、幼稚園の日だけは時間を優先して好きなものを着せていました。

服のこだわりで苦労しないために

こどもが気に入っても外出に向かない服は買わない

どんなにこどもが欲しがっても、ママが外で着せたくない又は、保育園や幼稚園に着ていけない服は買わない事が一番だと思います。保育園や幼稚園ではキャラクターの服などは禁止している所も意外と多いので気を付けましょう。

こどもは欲しい服があると、その時は欲しがって大泣きするかもしれませんが、買ってもらえても着たい時に着られないと我が家の様にイヤイヤの種になってしまう事があるからです。

休みの日や家なら着ていいなんて理解できない

休みの日だけ、又は家の中だけ着ても良いというのはまだイヤイヤ期の子には理解出来ません。どうして今は着て良いのに出かける時は着てはいけないの?大好きな服だからずっと着ていたい!可愛い(カッコいい)服を皆に見せたい!先生やお友だちに自慢したいのに!と思っています。言葉でその事を伝えられないからイヤイヤとなって身体で表現しているのです。

楽しい着替え時間にするために

通園前や出かける前はどうしても時間通りに子どもに動いてもらいたくて急かしてしまったり、余裕がある時に比べて強い言葉かけになってしまいます。

余裕が無くても服を楽しく選んでもらう

朝ごはんをやっとの思いで食べさせ、あとは着替えて出発!そんな時にイヤイヤをされるとママも泣きたくなります。我が子の好きな服を何種類か用意しておき、今日はどれを着ていく~?とママがニコニコで聞いてみて下さい。すんなり着てくれるかもしれません。もちろんママの気持ちや子どもの気分も毎日違うので何をやってもダメな日もあると思います。

諦めも大事

我が家もどんなに頑張って説得しても駄目な時はダメです。そんな日は諦めて遅刻してもいいやと割りきったり、ギャン泣きしたまま無理矢理抱っこして連れていく時もあります。時には諦めも必要かなと思います。

こどもの気持ちを考えてみる

でも、毎日こうなってしまうとママも子も辛いです。イヤイヤ期だからこうなんだと思うのではなく、どうして嫌なのか?どうしてこの服が着たいのか子どもの気持ちになって考えてみると、声のかけ方も変わってきませんか?すると子どもも大好きなママに自分の気持ちを分かってもらえたと思うのです。

作成:2016年3月26日

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